掛軸　建仁寺派　竹田益州筆　五言一行書　「清風萬里秋」共箱　良品

掛軸　建仁寺派　竹田益州筆　五言一行書　「清風萬里秋」共箱　良品。

寸法：全体H約176.0cm×W約25.0cm。作品H約95.5cm×W約22.5cm。

昨夜一聲雁清風萬里秋：昨夜一声の雁清風万里の秋。一声の雁、天下の清秋を報ずる。現成の妙景。

竹田益州：1896年（明治29年）- 1989年（平成1年）。
昭和を代表する臨済宗の禅僧。
俗姓は最初は土田で、のち竹田と改姓。法諱は宗進、道号は益川。
室号は金剛窟。大分県西国東郡上真玉村(今の豊後高田市)出身。臨済宗建仁寺派管長。

1911年(明治44年)5月に大徳寺山内にあった京都紫野連合般若林入学。
同窓に梶浦逸外(後の妙心寺派管長)・林恵鏡(後の東福寺派管長)。
1915年(大正4年)建仁僧堂に掛搭し竹田黙雷(左辺亭　臨済宗建仁寺派管長)の鉄鎚を受ける。
1928年(昭和3年)には竹田頴川が僧堂師家となる。
1933年(昭和8年)瑞祥寺を落慶させる。
1933年11月古渡庵竹田潁川より印可を受ける。
その後、禅門高等学院教授、臨済宗大徳寺派大仙院住職、大徳寺執事長を歴任した。
1945年(昭和20年)竹田潁川が遷化。
1945年11月9日に建仁僧堂師家となる。
1953年(昭和28年)には別格地高台寺兼任住職となる。

法嗣弟子：
湊素堂 (臨済宗建長寺派管長その後臨済宗建仁寺派管長)
篠原大雄 (臨済宗永源寺派管長)
吉田正道 (臨済宗建長寺派管長)
立花光宗 (臨済宗妙心寺派養賢僧堂師家)
松尾太年 (臨済宗円覚寺派管長)
小池心叟 (臨済会初代会長.　臨済宗東京白山道場師家)

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