謎の能力者・陳元贇との
陳五官(元贇)は南宋帝の移動に随って浙江地域に入った
穎川陳の分遷派中、明神宗の万暦十五丁亥年(天正十五年1587)
に生まれ、姓祖胡公満より凡そ第九十三世の末裔に当たる。
しかし、家郷では謎の多い異説が行われています。
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尾州徳川義直藩主謁見:
尾張藩主徳川義直に1627年(寛永4年)に拝謁し、以来日本に
留まりました。
書道・拳法・作陶を江戸は始め名古屋・京都と各地で文化人
要職者との謁見から親交をまじえ、幅広く事蹟を残して居ます。
御深井焼:
尾張藩邸内に窯を開きその安南風の染付陶器は、尾張国瀬戸の
土と中国輸入の黄釉を使用したもので、尾張で「元贇焼」とも
てはやされました。今も茶具品として伝来してます。
瀬戸の土を持って安南風の染付、古清水風の器に書画を描く。
正岡子規歌集(病室):
『明のひと陳元贇がつたへたる 尾張の守りのお庭焼のもひ』
「大呂」とは周王朝の大廟(たいびょう)に供えた大きな鐘のこと。
ともにこのうえなく貴重なものの例え。
陶器の作り方などを尾張藩に貢献した代表作は「老子経通孝」。
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