京焼・清水焼 孚鮮窯 新井謹也 作 淡青色釉 風月雙清」花瓶 無傷 共箱 保証。

寸法:H約cm×W約cm×S約cm。

現在確認中。

文字は「風月雙清」。

新井謹也(孚鮮陶人):(1884〜1966)。
新井謹也は鳥羽市に生まれる。中学校を卒業後に上洛して、浅井忠・牧野克次らに師事。
関西美術会展等に出品しながら洋画家として歩み始めた。
京都の青年作家たちの研究団体「黒猫会」や「仮面会」にも新井は参加、作家の個性と自由を尊重した新しい芸術を創造しようという気風の只中に身を置く。
1920年(大正9)友人の画家国松桂渓とる。6月孚鮮陶画房を開業し、以後は陶器制作に専念することになった。

陶芸を手がけながら早逝した弟新井昌夫(1889〜1912)の存在が何らかの影を落としていたという推測も成り立つかもしれない。
陶芸家としての新井は中国及び朝鮮古陶磁研究をもとに、そこに自身の個性をどのように盛り込むかに腐心していたようだ。

京都の陶芸家たちの研究団体「耀々会」「辛未会」への参加、あるいは高村豊周らとの「実在美術工芸協会」結成などに見られる新井の活動は、1920年代以降工芸界で盛んになった創造的な芸術としての工芸を求める気運を彼が強く抱いていたことを示している。

≪抜蝋文春夏秋冬大鉢≫は、制作時期は明らかではないが、1920年代後半から30年代にかけての陶芸家新井謹也のそうした意欲を見て取ることができる作品の一つ。大らかな器形、淡青色の釉、漢字による装飾などに、伝統と革新双方に対する新井の姿勢を見ることができる。    
(毛利伊知郎・学芸員より)

新聞は当時の新年のお年玉で得られたようです。

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