桑名万古焼 初代 加賀月華 作 宋胡録写 柿香合 無傷 共箱。
寸法:H約cm×W約cm×S約cm。
「萬古」以外に「花弁印」があります。
加賀月華:(1888~1937)板谷波山に師事.
本名常次郎は月華=雅号、「清香堂」ともいう。
明治23年に桑名宮通りに生まれる。
大正8年弟の瑞山(米吉)が万古・大正焼を完成。
大正11年35歳の頃に自らも陶業の道に進み、桑名元赤須賀に築窯。
以来、兄弟で本格的生産を開始。
月華は板谷波山に師事し帝展、院展、文展を通じて入選9回の実績をもち
その作は広い分野に渉り多くの佳作がある。
桑名石取祭の山車の月華作模型は木製陶器嵌入の破笠細工を施す。
軋む車輪など器用な芸術家の一面が垣間見られる。
昭和12年没、享年50歳。
桑名市新町の光徳寺に沼波弄山の碑に隣接して板谷波山揮毫の月華墓碑が建つ。
晩年は川喜田半泥子とも親交を行う。
以上 山田一生著 「列伝 三重県陶芸先覚志」より 抜粋
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